小論文と面接の比重

　近年、私大医学部では小論文と面接試験の比重が高まっています。

　ただ学科試験の成績が良いだけでは合格できないのです。

　また逆に学科試験の成績が多少低くても、
　小論文と面接試験で逆転合格もあり得ます。

　勝つためのテーマの考え方をこのテキストでは解説しています。


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一目でわかる「合格への指針」！

★＜＜大切な課題！
★＜＜重要ポイント！
★＜＜重要な事実の指摘！
★＜＜必勝キメフレーズ！
★＜＜基本キーワード！
★＜＜合格キーワード！


1.「★＜＜大切な課題！」
（例）
★＜＜大切な課題！
　自分の死亡記事を書こう！
　自分の死を見つめ
　自分の生を見つめ
　人生を成功に導こう！

このように医学部受験生として必ずこなしておかなければならない大切な課題を示しています。
これらの課題は答えが一つではありませんし、決して簡単ではありません。でも、これらの課題に定期的に何度も取り組むことで、確実に合格に近づくことができます。

2.「★＜＜重要ポイント！」
（例）
★＜＜重要ポイント！　大学側が求める医師像を目指せ！

このように医学部受験での重要ポイントを指摘しています。
これらのポイントは何度も何度も確認したい大切なポイントです。
テーマ解説中にこれがあったときにはただ重要なポイントであるばかりでなく、受験生が陥(おちい)りがちな"落とし穴"であることが多いものです。
私大医学部受験生のために書かれたテキストであるからこそのポイントですから、しっかりと理解し、決して忘れることがないようにしてください。

3.「★＜＜重要な事実の指摘！」
（例）
★＜＜重要な事実の指摘！
　レシピエントの数はドナーとなる脳死者数よりも圧倒的に多い。

このように小論文の答案の中でぜひ書きたい重要な事実を紹介しています。
答案では、この事実を指摘し、その上で自分の意見を述べるとより説得力が増すでしょう。
これら重要な事実は覚えておいて損することはありません。
面接試験の回答の中でも使えるものです。

4.「★＜＜必勝キメフレーズ！」
（例）
★＜＜必勝キメフレーズ！
どんなに頭で理解しても、心情的に認めることができないのが、脳死者の家族なのである。
私は家族の気持ちが理解できる医師になりたい。

まさにそのまま答案に書くだけで合格答案としての条件を満たしてしまう、キメのフレーズを紹介しています。試験会場ではそのまま書くことはできないでしょう。
小論文は暗記科目ではないからです。
でも、このフレーズにある内容を胸に刻んで試験に臨めば、合格答案の内容を目指して答案を作成することになるはずです。
まさに、「必勝キメフレーズ」なのです。

5.「★＜＜基本キーワード！」
（例）
★＜＜基本キーワード！　地球環境温暖化防止会議

これらはしっかりと理解しておかなければならないキーワードであり、知らなかったでは済まされないものです。
答案の中で当然のように使うことができなければならない基本キーワードです。
この語句を使って答案を書いたからといって合格答案となるわけではありませんが、逆に、この語句を使わないで問題を考えることができない基本のキーワードです。

6.「★＜＜合格キーワード！」
（例）
★＜＜合格キーワード！　遺伝子スクリーニング

これらは必ずしも知らなくてもかまわないキーワードですが、しっかりと理解しておかなければならないキーワードであり、答案の中で使うことができれば高いポイントが得られるキーワードです。
他の受験生に差をつけるためにもこのキーワードを使った答案を書くようにしましょう。


先生方にとってもアイデアが満載！

医系小論文講師として培った経験と豊富な参考文献を基にして編まれたテキストですから、時間がないと嘆いておられる高校の指導者の方にとっても参考になるテキストです。



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